相田 大地

ショッピングモールは、必需品を買いに出かける単なるお店だと考える人もいるかもしれないが、買い物もできて友達と一緒に遊べるエンタメ天国と考えている人も中にはいて、そういう人たちにとっては娯楽の選択肢が数多くある超大型店である。では今回は、世界で最も大きいショッピングモールを紹介しよう。

イランモール（イラン）

2021年現時点で、世界で最も大きいショッピングモールは、中東のイランにあるイランモールである。テヘラン北西部に位置し、敷地面積は2100万平方フィート。アウトレットモール、文化施設、ホテル、駐車場、娯楽エリアがあり、商業、文化、社会活動のために設計されている。屋上は、スポーツができる複合施設になっており、ハイキングやサイクリングが楽しめる。その上、プール、テニスコートそしてアイススケートリンクも併設されている。さすが世界一の大きさを誇るだけある。

新華南MALL（中国）

第一位のイランモールが開業するまでは、新華南MALLが世界最大のショッピングモールであった。敷地面積は710万平方フィートで、2005年にオープン。長年、テナントが入っておらず空の状態が続いたが、新しく改修した後にテナント、レストランが増加しそれに伴い客足も増えたそう。７つのエリアに分かれており、それぞれが世界各地の街に似せてデザインされている。中には、フランスのパリの凱旋門にそっくりのものも建てられている。

モール・オブ・イスタンブール（トルコ）

敷地面積が700万平方フィート以上あるモール・オブ・イスタンブールには、お買い物の選択肢がたくさん用意されているほか、モール内には巨大テーマパークも併設されている。一流ブランドの店舗などを含めて、計300以上のお店が並ぶ。その上、パフォーマンスセンター、レストランフードコート、広大なショッピングセンター、12つのスクリーンを持つトルコ最大の映画館もある。

SM天（中国）

中国にあるもう一つの巨大モールがSM天津である。敷地面積は600万平方フィートで、2500以上の店舗がこの大型施設に入っている。このショッピングモールは計5つのビルからなり、それぞれが伝統的な5つの元素（土・火・水・金・木）にちなんで名づけられている。

金源時代MALL（中国）

中国には数多くのモールがあるが、こちらも巨大である。「グレートモール・オブ・チャイナ」と呼ぶ人もおり、敷地面積は600万平方フィートにもおよぶ。6階建ての建物には、1000以上の店舗が入っており、周辺には新しいマンションやオフィスが並ぶ。

以上が、世界トップの規模を誇るモール５つだ。この他にも、世界には数多くのショッピングモールがあり、今回紹介したのはそのうち最大規模のものである。そのほとんどはアジアに位置し、生活をより豊かにする機会を与えてくれている。

ショッピングモールは経済を支える主要素である。ここ日本のみならず、アメリカをはじめ世界中に建てられており、消費者に買い物のしやすさと利便性をもたらしている。しかし果たして本当に、ショッピングモールは普通の商店より良いと言えるのだろうか？また、全ての消費者にとってショッピングモールの利点とは何なのだろうか？以下にて詳しく見ていこう。

やはり便利である

ショッピングモールの最も顕著な利点の一つはその便利さである。ファッションから食品、電化製品まで全ての店が一か所に集まっているので、用事や日々の買い物に費やす時間を短縮することができる。

その上、モールは買い手の目線でデザインされている。各店舗の位置は、慎重に考慮されたうえで決められているので、買い手が欲しいものを見つけるために長い距離を歩き回る必要がない。時間がない時、あるいは買わなければならないものがたくさんあるときには、ショッピングモールに行くのがベストだろう。

セールやお買い得商品がいたるところにある

意外かもしれないが、ショッピングモールではお金を節約することができる。というのも、多くの企業がモールに入っている店舗限定の割引価格やお買い得商品を提供しているからだ。ショッピングモール内の店舗間の競争が激しいので、他店に負けない価格で目立つ必要があるのだ。それゆえ、モールにおいて消費者を惹きつけるためには割引を厭わない。

良質の食料品を見つけられる

ショッピングモールでは買い物だけではなく、エンターテインメントや食事など包括的に体験できる。買い物途中にお腹がすいたら、フードコートにあるレストランやバーに入って自分の好みに合った値段と味の食事を楽しむことができる。このように、飲み物やスナックなどの軽食にも同じことが言えるだろう。

天候に左右されない

大多数のショッピングモールは屋内型なので、屋外の天候がいくら悪くても買い物ができる。次の店へ雨や雪を避けながら行く必要もなければ、家に帰った時にカバンが濡れて髪型が台無しになってしまうようなこともない。また、夏には空調が心地よく効いているので、汗をかくことなく快適に買い物ができる。息をするのも苦しいような真夏の時期に、服の試着をしなければならないことほど最悪なことはないだろう。

車や歩行者のことを考慮されている

多くの人にとって買い物の最も面倒くさい点は、ずばり駐車だろう。特に、東京のような大都市には、路上駐車できるような場所はほぼ存在しない。しかし、ショッピングモールであれば、買い物客専用の広大な無料駐車場がある。モールの中に入ると、そこは歩行者専用なので道が混むなどということもない。人込みに当たる心配なく、子供を自由に走り回らせることができる。

ビデオとライブどっちも楽しめる、ベラジョンカジノのルーレットをレッツプレイ！

今日、カジノはギャンブルだけの場所ではない。買い物や食事、現代トップアーティストによる素晴らしいパフォーマンスなど、優れたカジノは家族全員が楽しめるようなエンターテインメントをお届けしている。ギャンブルが好きではない人や、スロットやテーブルから少し休憩を取りたい人が、ショッピングやエンターテインメントで時間を過ごすのもいいだろう。では、ギャンブルもできて買い物やエンターテインメントにも秀でているのはどのカジノか、以下にて紹介しよう。

シーザーズ・パレス（ラスベガス）

シーザーズ・パレスはおそらくラスベガスで、そして世界でも最も有名なカジノだろう。ギャンブルをするいい機会になるだけでなく、有名店での買い物も楽しむことができる。「ザ・フォーラムショップス」はまさにそれにピッタリの場所だ。

安全な屋内スペースにブティックと高級ブランドの店が多数あるほか、建物全体がローマをイメージしたスタイルで、古代ローマ彫刻が見られる。エンターテインメントはもちろん、素晴らしい食事も楽しむことができる。また、シーザーズ・パレスでの常設公演にアデルが決定し、2022年4月中旬までの毎週末パフォーマンスする予定。

MGMグランド（ラスベガス）

MGMグランドは当リストにあるもう一つの有名なカジノだ。この巨大カジノは、独自のショッピングモールがあるばかりでなく、いろんな業界の有名人によるライブショーやパフォーマンスもたびたび開催している。スポーツファンの方であれば、MGMグランドには一流のボクシングを観戦できるスポーツアリーナがあることを抑えておこう。つまり、このカジノはまるでひとつの街のようで、ギャンブルから飲食、ショッピング、音楽、ダンスまで、お好きなエンターテインメントが何でも楽しめるのだ。

ウィン・ラスベガス（ラスベガス）

ウィン・ラスベガスは超高級カジノで、同じく超高級なホテルが併設されている。ウィン・ラスベガス内の「エスプラナード」には、国内外のハイエンドブランドの店が数多くあり、ラグジュアリーアイテムのお買い物ができる。ディオールやシャネル、アレキサンダー・マックイーンやカルティエなど、ほとんどの有名高級ブランド店が軒を連ねる。

ただし、その高級さゆえに、お財布に余裕のない人にはこのショッピングモールは向いていないだろう。予算を抑えたい人にとっては心臓発作を起こしそうになるほど値段が高い商品が並んでいる。それでも、高級品のお買い物を楽しみ、世界の有名ブランドを見たい人には、ラスベガスストリップにあるウィン・ラスベガス内のエスプラナードをぜひ訪れてみてほしい。

ウィンスター・ワールド・カジノ（オクラホマ州タッカービル）

オクラホマ州にあるウィンスター・ワールド・カジノが、実は世界で一番大きなカジノだとご存じだっただろうか。この世界で一番巨大なカジノ施設に、お店とエンターテインメントが数多く存在することは、おそらく予想するに難くないだろう。

ヒッポドロームカジノ（ロンドン）

伝統的なカジノ施設なら、ロンドン、もっと正確にいえば、ヒッポドロームへ行ってみるとよいだろう。このカジノには百年以上の歴史がある。お店やレストランはそれほど多くないがエンターテインメントには事欠かない。また、ロンドンの中心部に位置するので、カジノ周辺だけでも十分楽しめる。